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海外ドラマ
「TRUE DETECTIVE セカンド・シーズン」ちょっと複雑にしすぎ!ファースト・シーズンのテイストに戻ってほしい。

映画(2023年以前の公開)

海外ドラマ「TRUE DETECTIVE シーズン2」を見終えました。シーズン1がめちゃ面白かったので楽しみにしていたけ複雑すぎだし、人物キャラクターもあんまり好きになれなかった。

テイストを色々変えるというのは挑戦的で好感が持てるのですが、反省点が多いのではないかと思います。

【作品情報】

タイトル:TRUE DETECTIVE セカンド・シーズン
監督:ジャスティン・リンほか
脚本:ニック・ピゾラット
製作総指揮:マシュー・マコノヒー、ウッディ・ハレルソンほか
出演:コリン・ファレル、レイチェル・マクアダムス、テイラー・キッチュ、ヴィンス・ヴォーン

ファースト・シーズンはキャリー・フクナガという人が最初から最後まで監督していたのに対して、セカンド・シーズンは何人かで監督をしています。

個人的にはキャリー・フクナガさんに監督をして欲しかったです。

あらすじ

カリフォルニア・ハイウェイパトロールの警官ポール・ウッドルー(テイラー・キッチュ)が道路脇でヴィンチ市幹部の死体を発見し、ヴィンチ署のレイ・ヴェルコロ刑事(コリン・ファレル)とヴェンチュラ郡保安官事務所のアンティゴネ刑事(レイチェル・マクアダムス)が加わって、州、郡、市の3つの警察組織による合同捜査が行われ、市を巡る巨大な腐敗と過去の因縁が浮かび上がる。そこにヴェルコロの旧知の犯罪者で実業家のフランク・セミョン(ヴィンス・ヴォーン)が絡む。(引用:Wikipedia)

舞台はカリフォルニアにある「ヴィンチ」という都市。「どんなところかな?」と思って調べたら「架空の都市」でした。

工業都市という設定で利権が絡みあっている街という設定です。この街の危なげな雰囲気は好きでした。

メインの登場人物は

コリン・ファレル:ヴィンチ署の刑事で悪徳刑事
レイチェル・マクアダムス:保安官
テイラー・キッチュ:白バイ警官
ヴィンス・ヴォーン:実業家であり裏でいろいろやっている

以上の4人です。

メインの2人は良い

やはり4人をメインにしたドラマはちょっと複雑だったなぁという印象です。

「コリン・ファレル」と「レイチェル・マクアダムス」のコンビで十分楽しめのではないか?と思っています。

4人もメインの人物を登場させると、その背景も4人分描かなくてはいけないので、見ている側としては把握するのが大変だし、どうしても薄れてしまいます。

2人だともっとそれぞれを深く説明する事ができたのではないかと思います。

それに事件を追う場面よりも4人の個人的背景を描くところが多すぎて、事件自体に興味を持たなくなってしまうところがありました。

シーズン1から引き継いでほしかったもの

「TRUE DETECTIVE」というドラマとしてシリーズを通して見たいなと個人的に考えている要素があります。

正義の姿勢

ファースト・シーズンに登場する2人の刑事はとても褒められたものではなかったのですが、事件の被害者を見て、解決しなければいけないという正義感を持っていました。

だから、人間的にはダメな部分はたくさん描かれるのですが、最後にすっきりするのだと思います。

ちゃんと結末を見せてほしい

セカンド・シーズンは事件らしいものは最初に起こるだけで、裏で見えない真犯人が存在するって事がよく分からないのです。

クライマックスに一応「そうだったのか!?」というところはあるのですが人間関係の部分の比重が多すぎて、あまりミステリーを感じないのです。

さらに今回のラストはあまりスッキリしなかったです。個人的には長い時間をかけて見るドラマなのでラストはすっきりしたいかなと思います。

まとめ

もし今後も製作されるなら、是非ともファースト・シーズンのテイストに戻ってほしいものです。作品全体に漂う雰囲気は良かっただけに、ちょっともったいなかったです。

では、またどこかで。

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