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「ウォー・ドッグス」の感想。トッド・フィリップス監督だからって期待しすぎた。

映画(2023年以前の公開)

映画「ウォー・ドッグス」を観ました。期待していただけど、残念な出来だった。劇場未公開の映画です、この内容だと劇場未公開やむ無しの出来栄えだと思う。

トッド・フィリップス監督といえば「ハングオーバー」シリーズで大笑いさせてもらった記憶しかないので勝手にハードルを上げてしまっていた。

「ハングオーバー」を観たこと無い人は是非!ご覧下さい。大爆笑です!

【作品情報】
タイトル:ウォー・ドッグス
監督:トッド・フィリップス
出演:ジョナ・ヒル、マイルズ・テナー
公開:劇場未公開
上映時間:114分

ハチャメチャな展開を期待したのに

この映画は事実を元にしています。それでも私は「ハングオーバー」的な展開を期待してました。

あらすじは、人生上手くない無い奴らが、武器商売に手を出して危険な目にあいながらも大成功!どんどん調子に乗っていくのだが・・・・・

という話です。どうしても先が見えてしまいます。どこかで想像もしなかった事が起きて欲しいのです。

音楽とテンポが心地良い

先が見える話とはいえ音楽の入れるタイミングや展開のテンポは心地良いので「退屈だな〜」とはならないです。この辺のリズム感は「ハングオーバー」と同じ匂いがしました。

だからこそ、残念なのが映画自体のストーリーです。

事実を元にしているという事が大きな枷になっているような気がしました。あくまでもモチーフにした事実があるという事にして、もっと物語を膨らせた方が断然面白くなったと思ってしまう。

何がしたいのか判らない

この映画で何を言いたかったのか?がすごくぼやけています。金儲けをしたい2人なんですが、どこか突き抜けていかないのです。

劇中で映画「スカーフェイス」のアル・パチーノのポスターが大きく出てきます。

おそらく2人にとっては憧れであり目標みたいな存在なのかなと思いましたが、ちょっと描ききれてなかったです。

表面的な野心は見えるのですが、主人公2人の背景が全く入って来なかった。シリアスな心情表現がなく感情が伝わってこないです。

まとめ

全くもって私個人の勝手な想像ですが、トッド・フィリップス監督としては「ハングオーバー」とは
別テイストの映画を作ろうとして模索していたのではないかな?と思います。

世間から期待されるコメディ要素以外で勝負したかったのではないでしょうか。

今回の映画は、その結果上手くいかなったかなと。次回作に期待したいです。

その次回作というのが「ジョーカー」です。色々模索した結果がこれに繋がっているなら意味はあったかもしれないです。

<映画の評価>
☆3個/8個満点

では、またどこかで。

作品ポスター:(C)2016 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac-Dune Entertainment LLC

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