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映画
「イノセンツ」感想。めちゃくちゃ不気味!子供達が超能力に目覚めるサイキックホラー。

映画(2023年以前の公開)

大友克洋の「童夢」に影響を受けた北欧映画という事が気になって観て来ました!
この不気味さは、多くの人に味わって欲しい!

公開してる映画館が少ないは残念すぎる!

<映画の評価>
☆5個/8個満点
(*評価の目安:☆6個以上は自信を持ってオススメ!)

序盤の展開のゆったり感さえなければ、☆6個になっても良いくらい!

映画「イノセンツ」作品情報

タイトル:イノセンツ
出演者:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルバ・ブリンスモ・ラームスタ
監督:エスキル・フォクト
公開時期:2023年7月28日
上映時間:117分

メインの出演者は子供たちばかりなので、特に有名な人は出演していないです。

映画「イノセンツ」あらすじ

ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友人同士になった4人の子どもたちが、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。子どもたちは近所の庭や遊び場で新しい力を試すが、やがてその無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめる。

引用(映画.com):https://eiga.com/movie/99684/

あらすじだけ読むとかなり「童夢」っぽいです・・・。権利的に良いのか?と思ってしまう。

<予告>

影響を受けた漫画

エスキル・フォクト監督は大友克洋の「AKIRA」を観てファンになり、次に「童夢」の英訳版を読んだらしい。改めて世界的に影響を与える大友克洋作品に驚かされる。

エスキル・フォクト監督

エスキル・フォクト監督
引用:https://longride.jp/innocents/

1974年生まれ、ノルウェー・オスロ生まれ。
「わたしは最悪」の共同脚本で評価される。長編映画は本作が2作目。

<DVD>

<Amazon prime>

映画「イノセンツ」の見どころ

ずっと続く不気味な雰囲気!
この不気味で君の悪い雰囲気は、他の映画では中々観れないと思う。
嫌な感じなんだけど、目が離せないという状況にハラハラしっぱなしです。

そして、子供たちの演技が素晴らしいです。
演じているよりも、その役を生きている感じがして、とても自然でした!

映画「イノセンツ」のここが良い!

映画「イノセンツ」の場面写真
引用:https://longride.jp/innocents/

能力の見せ方!静かな戦い!
超能力に目覚めた子供達の戦いと言っても、ド派手なバトルシーンはない。
大人には悟られずに、水面下で事件は進行していくのだ。
この静かな戦いが、子供独特の感情(大人は判ってくれない的な)を描いていて上手くできていると思う。まさに「童夢」の世界観を表現できていると思う。

映画「イノセンツ」の残念だった部分

序盤の展開がゆったり過ぎた
あまりテンポ良く行き過ぎても、不気味な雰囲気が台無しになってしまうので加減が難しいのですが、個人的には序盤はもう少し展開が早めの方が良かった。

見せ場である部分を予告で使っているし、どんな事が起きるのか?も宣伝で伝えてしまっているので、「早く見せてくれ!」となってしまう。

最後に

一般的なホラーとは違った怖さを体験出来る映画です。

単純な怖さでだけでなく、不気味さや子供の残酷さなどを上手く取り入れています。

ポスターデザインやタイトルフォントは上手く世界観を表していると思う。

では、またどこかで。

映画「イノセンツ」配信・DVD情報

見放題:U-NEXT
レンタル:Amazon prime、AppleTV+、Hulu、TELASA

映画「モナ・リザアンドザブラッドムーン」

似た匂いがする映画を見つけました。
「モナ・リザアンドザブラッドムーン」

長年精神病院に入っていた少女モナ・リザ・リーが、突如ある特殊能力に目覚め、自由と冒険を求めて施設から逃げ出すという内容らしい。

予告はかなりインパクトある!

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