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「オペレーション・フォーチュン」感想。ダメ!退屈な脚本から名作は生まれない!

映画(2023年以前の公開)

映画「オペレーション・フォーシュン」を観た!

この映画、海外では2022年に公開していたのに何故か日本では公開されなかった・・・。

ガイ・リッチー監督×ジェイソン・ステイサムという大好きな組み合わせだったので、日本公開が決まった時は嬉しかったし、とても楽しみだった!

だが、しかし!・・・内容はとても残念な出来だった。

<映画の評価>
☆4個/8個満点
(評価の目安:☆6個以上は自信を持ってオススメ!)

映画「オペレーション・フォーチュン」作品情報

タイトル:オペレーション・フォーチュン
出演者:ジェイソン・ステイサム、オーブリー・プラザ、ジョシュ・ハートネット
監督:ガイ・リッチー
公開時期:2023年10月13日
上映時間:114分

映画「オペレーション・フォーチュン」あらすじ

英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンは、100億ドルで闇取引されている「ハンドル」と呼ばれる危険な兵器をを追跡・回収するミッションを遂行することに。MI6のコーディネーターであるネイサン、毒舌の天才ハッカーのサラ、新米スナイパーのJJとチームを組んで行動をスタートさせたフォーチュンは、能天気なハリウッドスターのダニーを無理矢理任務に巻き込み、億万長者の武器商人グレッグに接近する。しかし、次第に闇取引の裏に隠された巨大な陰謀が明らかになっていく。

引用(映画.com):https://eiga.com/movie/96559/

あらすじ読んで分かることは、特に目新しい設定は無い!という事。

脚本はガイ・リッチー監督が書いてますが、これが失敗の原因ではないかと思ってます。

やはりオリジナル脚本の場合は、脚本家が作るべきだと考えています。

監督が書くとどうしても自分のやりたい演出寄りの脚本に偏ってしまうんじゃないでしょうか。

映画「オペレーション・フォーチュン」キャスト

ジェイソン・ステイサム:1967年生まれ。イギリス/ロンドン出身。
いつもの様に最強のエージェント役をスマートに演じていたしアクションもカッコいい!

<最近の出演作>
「MAGザ・モンスターズ2」
「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」
「キャッシュ・トラック」


オーブリー・プラザ:1984年生まれ。アメリカ/デラウェア州出身。
クセが強いハッカーという役だったけど、そこまで個性的じゃなかった。やるならもっと弾けてほしかった!

<最近の出演作>
「チャイルド・プレイ」
「天使たちのビッチ・ナイト」

ジョシュ・ハートネット:1978年生まれ。アメリカ/サンフランシスコ出身。
巻き込まれるスターという設定の役だったが、スターでおバカな感じが面白かった!

<最近の出演作>
「ダイ・ハート」

映画「オペレーション・フォーチュン」監督

ガイ・リッチー監督:1968年生まれ。イギリス/ハートフォードシャー州出身。

PVやCMの監督を経て、映画「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」が評価され、ハリウッドで多くの映画を監督するようになる。マドンナとも結婚した事が有名(今は離婚してますが)

作風は映像がとにかくカッコよくてオシャレ、そして脚本も意外性があって面白い!この作風にファンは多いと思う。私もその1人だった。

実は最近のガイ・リッチー監督の映画が、昔のようなキレがあまり感じられない・・・。昔のようなカッコよい映画を期待してます。

長編デビュー映画の「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」はオススメ!

<Amazon prime>

<DVD>

映画「オペレーション・フォーチュン」感想

引用:https://operation-fortune.jp/

では、ここから「オペレーション・フォーチュン」の感想を書いていきます。最初に書きましたが、あまり良いところは無いです!

多少、ネタバレな事も書いているので、ご注意ください。

出演者たちの芝居は面白い

「オペレーション・フォーチュン」の出演者たちの芝居・キャラクターは皆おもしろいです!

映画の出来は良くないのですが・・・・。出演者たちが良いので観ていられるな。という感じです。

ジェイソン・ステイサムは相変わらずのキレキレのアクションが良かった!基本は働きたくないというキャラも良い設定でした。もう少しキャラが生かせる内容だったら良かったのに・・・

他の出演陣のキャラクターも総じて分かりやすくて楽しめます。何度も言いますが、このキャラを生かした脚本にしたら、ずっと面白くなったのに・・・残念です。

私は何でも出来てしまう万能な「JJ」が気に入りました。

都合のよい設定が多すぎる

話の中で「これはひとまず謎」という事にしておく場面があって、あまりにも都合が良すぎるのです・・・。ちょっとお客をなめてんじゃないかと思ってしまうくらい。

観ていて「それって大事だろ・・・?」と思う事が明かされなかったり、明かされたところで衝撃的な内容ではない事だったりします。

特にこれか観る人は気をつけて欲しい点は、フォーチュン達とは別チームが存在しているという事です。マイク率いるライバルチームも同じ目的で動いているのですが、こいつらいる事で話がややこしくなっているのです。

単純に客の思考をかき混ぜるだけなので、気をつけて下さい。

話の盛り上がりはどこ??

テンポよくあれこれ進んでいくのですが、結局のところ盛り上がる部分が分からないのです。

どこで、観ている人は興奮して楽しめばいいのか全くわからない・・・・色々派手な演出はあるんですが、全て序盤のテンションなんですよね。

「え?終わり?」って感覚になる映画って中々ないのですが、珍しいくらい盛り上がらなかったです・・・

最後に

ジェイソン・ステイサムがカッコいいというのは認めますが、わざわざ映画館で観るほどの映画だとは思えなかったです。

無理に映画館で観なくても、配信やDVDで見れば十分な内容でした。

エンドロールだけはちょっと遊び心があって良かった・・・本編にもその遊び心が欲しかった。すでに海外ではガイ・リッチーの次回作は公開されているようなので、こちらを期待したいです。

「コヴェナント/約束の救出」
主演:ジェイク・ギレンホール

映画「オペレーション・フォーチュン」配信情報

<配信>
見放題:Amazon prime
レンタル:無し



では、またどこかで。

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