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「オデッセイ」感想。 絶望を切り抜ける強いハートに勇気をもらえる!

映画(2023年以前の公開)

映画「オデッセイ」を観ました。

この映画のマット・デイモンは精神力が強すぎますね。私なら子供のように泣きじゃくった後にさっさと死んでいるでしょう。

作品情報

監督:リドリー・スコット
出演:マット・デイモン
日本公開:2016年2月
上映時間:142分

簡単なあらすじ

火星にひとり残されたマーク・ワトニー(マット・デイモン)が不屈の精神でサバイバル生活して助けが来るまで頑張る。 以上です。

ストーリーは、とてもシンプル。助けが来るまで生きていられるのか?という話です。ストーリーを理解出来ないという事はまず無いでしょう。複雑なお話が苦手という人でも絶対にストーリーを把握できるはずです。

少しネタバレしますが、開始10分も経たずにひとりぼっちになりますからね。展開が早いです。

マジでメンタル強い!

この映画を観ていて感じたのはワトニー(マット・デイモン)の精神力の驚愕の強さです。

火星にひとりぼっちなんて状況になっても「どうすれば助けが来るまで生きていられるか?」をすぐに考えるのです。

普通ひとりぼっちになったら、そんな前向きな事を考えられないと思う。絶望して放心状態か?泣きじゃくるか?でしょう。

とは言え、映画でそんな姿ばかりを見せられてもつまらない。

だから、映画的にはめっちゃ前向きな姿を見せてくれるは大正解だと思います。さすがリドリー・スコット監督の見事な演出!

・・・にしてもな、やっぱりメンタル強すぎだ。

ガムテームすげーな!!

火星で大活躍するのがガムテープです。みなさん、火星に行く時は忘れずにもっていきましょう。

なんて思ってしまうくらいにガムテープが活躍しています。もちろん普通のガムテープではないのでしょうけど何かトラブルがあった時にはテープをビリビリとちぎってフォローしているのです。

こんな姿を見ていると、ハイテクな事も大事だけど結局はアナログな物も大事だよねーと考えさせられます。

もう少し苦悩する姿がほしかった

この映画は観た人を、とてもポジティブにさせてくれる映画です。主人公ワトニーの苦しんでいる姿が予想していたよりも少ないです。個人的には、もう少し苦しい姿があった方が良かった気がしています。

最初にも書きましたがメンタル強すぎー(笑)と茶化してしまいましたが、このメンタルの強さは
映画を全体をイメージ付ける上で必要な演出だと思っています。

ただ、見ている人の中には「そんな上手い事いくか?やっぱフィクションだよねー」と思う人がいるでしょう。

そこで必要になってくるのはワトニーが頑張るんだけど、それでもやっぱりダメで、観ている人も「こりゃダメだな」って思わせた時にみせるワトニーの絶望や本音をもっと見せるべきだったのではないかな?と感じました。

絶望的な状況でも立ち上がる姿が、もっと大きな感動につながるんじゃないかと思いました。 

まとめ・評価

人間味が足りないような事を書きましたが、それは好みの問題です。十分に感動すると思います。
もっといけたんじゃないかーというもったい無さを感じたので書きました。

何かに負けそうな時に観てみると良い映画です。この映画は「諦めない力」を与えてくれます。

<映画の評価>
☆5個/8個満点

では、またどこかで。

作品ポスター:(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
引用:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/odyssey

<AmazonPrime Video>

<DVD>

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