広瀬すずが「恋愛をしないと決めな女性」を演じているという事で興味があって観てみました。
やっぱり広瀬すずは、笑顔で明るい方が良いなーという単純なことを感じた映画でした。
ハートフルな映画ではあるが、インパクトが弱くてテンポが悪かったなーと。
<映画の評価>
☆4個/8個満点
(評価の基準:☆6個以上ならオススメ!)
映画「水は海に向かって流れる」作品情報
タイトル:水は海に向かって流れる
出演者:広瀬すず、大西利空、高良健吾、當間あみ、坂井真紀
監督:前田哲
公開時期:2023年6月9日
上映時間:123分
「水は海に向かって流れる」あらすじ
高校に入学した直達は、通学のため叔父・茂道の家に居候することに。しかし最寄り駅に迎えに来たのは、見知らぬ女性・榊さんだった。しかも案内されたのはシェアハウスで、会社員の榊さん、親に内緒で会社を辞めマンガ家になっていた叔父の茂道、女装の占い師・颯、海外を放浪する大学教授・成瀬ら、くせ者ぞろいの住人たちとの共同生活が始まる。いつも不機嫌そうだが気まぐれに美味しいご飯を振る舞ってくれる榊さんにいつしか淡い思いを抱くようになる直達だったが、彼と榊さんの間には思わぬ過去の因縁があった。
引用(映画.com):https://eiga.com/movie/98365/
「水は海に向かって流れる」原作
映画「水は海に向かって流れる」は漫画の実写化です。田島列島さんのよる漫画。
3巻で発売されていて既にに完結しております。
原作はこちら。
漫画の少し読んだ印象ですが、主演は広瀬すずのイメージではなかった。原作の中の榊さんはもっと幸薄い感じでした。
広瀬ずすだとちょっと、強い印象を持ってしまった。あくまでも個人的な感想ですが・・・どこか1人でも生きて行けるんじゃなかと思ってしまった。
「水は海に向かって流れる」キャスト
広瀬すず(榊千紗 役):1998年生まれ/静岡県出身
最近の出演作は「流浪の月」・「映画ネメシス黄金螺旋の謎」・「キリエのうた」など。
「怒り」での演技はとても引きつけられたので、オススメです。
大西利空(熊沢直道 役):2006年生まれ/東京都出身
主な出演作は「ファースト・ラヴ」・「るろうに剣心 最終章」
等身大の高校生という感じで、役には合っていたと思う。意外と感情を強く出すところが良かった。
これから期待の俳優だと思う。
映画「水は海に向かって流れる」監督
監督:前田哲(まえだてつ)
最近の監督作:「ロスト・ケア」・「大名倒産」・「そして、バトンは渡された」など
近年、とてもハイペースで映画を撮っている監督です。作品のテイストはコメディよりのものが多い印象。次回作も発表されている「九十歳。何がめでたい」
映画「水は海に向かって流れる」感想
では「水は海に向かって流れる」の感想です!基本的にネタバレ無しで書いてます。
感情が揺れが弱い
最初に書いた通りですが、観終わって感じた事は「ふーん・・・まっ良かったねー」くらいでした。
主人公2人の感情に共感できる部分があまり無いし、こちらの感情が揺さぶられないんですよねー。
なぜ榊さん(広瀬すず)が「恋愛しない」と決めたのか?は説明されているが、その感情の深さや動きがほとんど伝わってこなかった。
サブキャラの個性が不発
「水は海に向かって流れる」には、個性的な登場人物が多くいます。
しかし、このサブキャラ達の個性が発揮される事がなかった・・・・。みんな基本的には良い人ばかり、どこか主人公2人にワンポイントでもくさびを打って欲しかった。
唯一、良かったのは楓(當間あみ)だった。彼女は良い仕事をしていたと思う。他の登場人物も同じように見せてほしかった。
最後に
描いている内容は、悪いわけではないが伝わってものが弱かったという映画でした。
レビューを見ると、褒めている人は沢山いました。ライトなハートウォーミングが好きな人には合うかもしれません。
同じジャンルだと「メタモルフォーゼの縁側」が当てはまるかなと思いますが、こちらはライトなコメディの中に強く感情を描くシーンが随所にあって、その感情が全編を通して伝わってきました。
「メタモルフォーゼの縁側」の方がオススメです。
では、またどこかで。
映画「水は海に向かって流れる」配信・DVD情報
<配信情報>
見放題:Amazon prime
レンタル:無し
<DVD>
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