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映画
「はじまりのうた」感想。 音楽と映像の見事な組み合わせ!誰かと一緒に観ても楽しめる映画。

映画(2023年以前の公開)

映画「はじまりのうた」を観ました。すごく楽しかった!
上映時間がちょうどいい感じの長さになってて、本当に気軽に観れます。

作品情報・あらすじ

タイトル:はじまりのうた
監督:ジョン・カーニー
出演:キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ
日本公開:2015年2月
上映時間:104分

<あらすじ>

イギリスからニューヨークへとやって来たシンガーソングライターのグレタは、恋人デイブに裏切られ失意のままライブハウスで歌っていたところを、落ち目の音楽プロデューサー、ダンに見出される。ダンに誘われてアルバムを制作することになったグレタは、ニューヨークの街角で次々とゲリラレコーディングを敢行していく。

映画.com:https://eiga.com/movie/79775/

音楽の使い方がピカイチ!

映画の演出に音楽ってかなり大事なものだと思います。音楽が入る事によって気持ちが昂ぶる事はよくあるので、演出には欠かせないものだと思います。

しかしですね。音楽を入れればなんでも良いとうものではないです。
下手な監督が使うと
「音楽が邪魔だったな!」とか「あの音楽の入れ方なに!?」みたいな事にもなりかねないです。

ジョン・カーニー監督の音楽の使い方は今まで私が観てきた映画の中でも最高レベルの上手さです。
本編中は音楽はこれでもか!というほど入っています。

普通こんなに音楽が入っていると「もういいよ飽きたよ・・」ってなってしまうものです。それが飽きないのです。各場面ごとにちゃんと当てはまる音楽を入れているのです。こんな事ができる監督がいるなんて驚きでした。

メジャーとインディーズの違い

ただの音楽がイケてる映画で終わらないのが本作のすごい所です。

この映画の中でメインの話になるのが「デモ音楽」を作る事です。しかし、金も無いのでニューヨークの至るところで録音してやろうというもの。

その制作過程でさまざまなドラマが展開されています。考えさせられるのが「音楽を作る過程を楽しむ事」と「音楽を多くの人に聞いてもらう事」の違い
これがインディーズとメジャーの違いなのでは?と考えさせらます。この辺は本編を見て感じてもらればと。

キーナ・ナイトレイ&マーク・ラファロが最高

主役の2人の芝居がすごくよかったです。私の2人にもっているイメージがそれぞれ、この手の映画とはかけ離れていたのでギャップがすごくありました。

私のもってるキーラ・ナイトレイのイメージは「危険なメソッド」マーク・ラファロは「ソディアック」です。

なんだか暗い役しかイメージしてなくてごめんなさい・・・・2人ともすごく役柄にハマっていましたよ。

<Amazon Prime Video>

こんな人におすすめ!

これぜったい女子は好きだと思いますよ。部屋デートで映画を観る事になったらこれは抑えておいて間違いないでしょう。それから音楽好きな人にもオススメしたいです。多分好きになると思います。

まとめ・評価

この映画を観ていると、ほんとに監督は音楽が好きなんだなぁーと感じます。

MV出身の監督って映像の演出に偏ってしまいがちなんですが、彼は映画の中でいかに音楽が生かされるかとちゃんと考えている人だと思いました。

<映画の評価>
☆5個/8個満点

作品ポスター:(C)2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED

では、またどこかで。

<DVD>

<Amazon Prime Video>

配信情報(2023年4月)

見放題:U-NEXT
レンタル:Amazon Prime

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