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映画
「奈落のマイホーム」感想。災害ものだけどコメディ演出なので面白い!

映画(2023年以前の公開)

映画「奈落のマイホーム」を観ました。中身が想像出来てインパクトのあるタイトルが良いです。

映画の内容は、悲惨だけど暗くなりすぎず、そしてコントにもならず丁度良いバランスの描き方でした。気軽に観れる災害脱出ものです。誰かと一緒に観ても楽しめます。

<映画の評価>
☆5個/8個満点(良作です!)

作品情報・あらすじ・配信

タイトル:奈落のマイホーム
出演:チャ・スンウォン、キム・ソンギュン、イ・グァンス
監督:キム・ジフン
公開:2022年11月
上映時間:114分
ジャンル:災害・サバイバル

<あらすじ>

平凡な会社員ドンウォンは11年の節約生活の末、ソウルの一等地にマンションを購入する。念願のマイホームに家族と引っ越した彼は同僚を招いてパーティを開くが、大雨でシンクホールが発生し、わずか1分でマンション全体が飲み込まれてしまう。反りの合わない隣人マンスや同僚たちと共に地下500メートルにまで落下したドンウォンは脱出するべく手を尽くすが、さらなる大雨によって穴は水で満たされていく。

引用(映画.com):https://eiga.com/movie/97793/

<配信情報 2023年6月>
見放題:無し
レンタル:U-NEXT、DMMTV、RakutenTV、TELASA

VFXチーム

今回のVFXチームは「バトル・オーシャン/海上決戦」や「テロ・ライブ」を制作したらしい。
「テロ・ライブ」を観ましたが、クライマックスのVFX表現はかなり凄いです。そのチームが制作したとの事で、相当な仕上がりになっています。

かなりオーバーな表現ですが、嘘っぽさが無くて恐怖感とスペクタクルを感じるVFXになっていました。

<DVD>

シンクホールとは??

劇中で「シンクホールだ!」という台詞が何度もあり、韓国では常識のようだ。

私たちの生活を脅かす新たな世界的災害として、昨今、都市型シンクホールが出現している。シンクホールとは、表層が何らかの原因で崩壊し、地面にできた凹みや穴のことである。都市部では、水道管の破損や下水道管の老朽化による崩壊の他、自然の排水パターンが変化したり、新しい分水路が開発されたりした場合にも発生することがある。国土交通省が発表した資料によると、韓国では年間平均900件以上、1日あたり2.6件の陥没穴が発生し、その78%がソウル市内で発生しているという。
キム・ジフン監督は「過去に数多くの災害映画があったが、シンクホールに取り組んだものはない。突然の災害に対して、一般の人々がどのように対処しているのか、巨大な陥没穴の中でどのように対処するのかを描きたかった」と語る。都市部にいつ出現するかわからないシンクホール。これは、現代社会に生きる我々にとって、決して他人事ではない設定である。

「奈落のマイホーム」公式HPより

見どころ

次々と襲いかかるシンクホールの災害!
単純に奈落の底に落ちて、途方に暮れるというだけでは終わりません。落ちた事で起きる弊害が、どんどん襲いかかるのです。

「そんな事が!このタイミングで!」と思う災難が降りかかって来ます。中々、落ち着く時間がなく観ている側としては、常にハラハラドキドキになり「次は何が起こるんだ?」とちょっと期待してしまいました。

引用:https://gaga.ne.jp/naraku/about/

ここが面白い!

クセの強いキャラが一致団結する
普段なら、絶対に協力しないと思われる人たちが、同じ辛い状況になった事で協力するのは面白いです。

伏線として、奈落に落ちる前にキャラを紹介しているのですが、皆個性的で自分の事ばかり考えているような人達です。

一致団結するまでの描き方もコメディタッチで楽しめます。さらに、時にはちょっと感動的なシーンもありエンタメ要素としても悪くないです。

まとめ

圧倒的なVFX技術の表現と、エンタメ要素の強い人間描写はとても高く評価できます。しかし、展開に一部納得がいかない事やキャストが地味な点は、私としてはマイナスでした。

そこが無ければ、もっと面白くて「絶対おすすめ映画」に入れても良いくらいでした。

では、またどこかで。

作品ポスター:(C)2021 SHOWBOX AND THE TOWER PICTURES, INC. ALL RIGHTS RESERVED

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