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映画
「キック・アス」の感想。ぶっ飛びすぎてて良いけど違和感もすごい!

映画(2023年以前の公開)

映画「キック・アス」と続編の「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」を観た感想。
今回はネタバレしてますのでご注意下さい。

映画情報・あらすじ

【映画情報】
タイトル:「キック・アス」
監督:マシュー・ヴォーン
出演:アーロン・ジョンソン/クロエ・グレース・モレッツ/ニコラス・ケイジ
日本公開:2010年12月
上映時間:117分
<あらすじ>

ニューヨークに住む冴えないオタク少年のデイブは「誰もがスーパーヒーローを好きなのに、なぜ、誰もスーパーヒーローになりたがらない?」と思い立ち、何の特殊能力も持たないまま、ひとりコスチュームを着てスーパーヒーロー「Kick-Ass(キック・アス)」になる。だが、正義の味方として悪者を退治するのは骨の折れる仕事で、かなり痛い。やがて、傷だらけになりながらもキック・アスとしての活動を続けるデイブの前に、同じ稼業のビッグ・ダディとヒット・ガールが現れる。

引用:https://eiga.com/movie/55484/

*続編
タイトル:キック・アス ジャスティス・フォーエバー」
監督:ジェフ・ワドロウ
出演:アーロン・ジョンソン/クロエ・グレース・モレッツ/ジム・キャリー
日本公開:2014年2月
上映時間:103分
<あらすじ>

キック・アス、ヒット・ガールというヒーローの姿を捨て、普通の学園生活を送っていたデイブとミンディ。しかし、卒業がせまり将来について考えたデイブは、スーパーヒーロー軍団を作り、世界の平和を守ることを決意する。キック・アスの活躍に触発された元ギャングの活動家スターズ・アンド・ストライク大佐とともに「ジャスティス・フォーエヴァー」を結成したデイブだったが、そんな彼の前に、打倒キック・アスを誓うレッド・ミストがマザー・ファッカーと名を改め、悪の軍団を率いて姿を現す。

引用:https://eiga.com/movie/79094/

映画「キック・アス」の魅力

「キック・アス」の魅力は、劇中の「ヒット・ガール」の華麗で過激なアクションとそれを盛り上げる音楽です。この映画はR15指定の映画になっていますが、その理由としては性描写も少しありますが、それよりも過激な殺戮アクションがある為でしょう。しかし、それが最大の魅力であり、最高に興奮する要素となっています。

少女の華麗なアクション

この映画のタイトルにもある「キック・アス」は主人公が考えた自身のヒーロ—名です。そして「ヒット・ガール」は12歳程の女の子が扮しているヒーロー名。この映画の登場人物たちは、人知を超えた特別な力を持っているわけではないです。あくまでも生身の人間同士がコスプレをして戦っています。

そこで目を引くのが「ヒット・ガール」の殺戮アクション!彼女はまだ子供なのだが、父親から仕込まれたガンアクションで次々と敵を抹殺していく。この少女の華麗なアクションがなんとも爽快で、カッコイイ!観客はこの姿に心を奪われてしまうでしょう。
しかし、一方では「こんな幼い子がバンバン人殺しをしているのはどうなの?」とさえ思ってしまいます。

「キック・アス」の魅力:クロエ・グレース・モレッツが最高!

ヒットガール役のクロエ・グレース・モレッツは1997年生まれ。アメリアのアトランタ出身です。5歳の頃からから芸能活動をしているらしい。私の気になった出演作をピックアップしてみます。

「500日のサマー」
「ヒューゴの不思議な発明」
「キャリー」
「イコライザー」

この他にも多数出演しています。「イコライザー」の時は役作りでかなり太ったらしい。完璧に場末の娼婦と演じていました。モデルもこなす美しさと多彩な演技をこなす実力派の女優である。

「キック・アス」の残念な所:世界観がついていけない

好みによるが、自分にはちょっとついて行けなかった部分をまとめる。

自警意識の高さ

見ていて思ったのは自警の意識の高さです。

「自分の身は自分で守る」という意識がかなり根付いています。警察には任せておけないという思いが主人公達を動かしているんです。

そして、そんな変なコスプレ野郎を「ヒーロー」として讃える街の人達にもいささかついていけない部分がありました。

しかしこれはあくまでも「アクション」+「コメディ」の映画という意識で見ればそこまで気にならないかもしれない。見る人を選ぶかもしれないですね。

漫画とリアルの境目

上記にもありますが100%「コメディ」かと言えば、そうでもないです。

話の筋としては絶対に悪を打たねばならないです。

なぜなら実際に身内を失ってしまうシーンがあるから。そこはかなりシリアスな場面ではありますが、一方では笑ってしまうような殺人シーンもあります。

このonとoffの切り替えが瞬間的に行われているので、ちょっとついていくのが大変でした。

続編は面白さ半減

残念だったのは続編の「ジャスティス・フォーエバー」です。

前作よりも大きく成長した「ヒット・ガール」はもはや大人に見えてしまいます。

そこには「少女なのにこんなえぐい事を!」 というギャップが存在しないのです。

そして、前作では弱々しかった「キック・アス」も劇中で鍛えてしまって、しっかり引き締まってしまう。個人的には、彼の成長はあまり必要ないように思いました。

「キック・アス」の魅力:音楽がかっこいい!

この映画のもう1つの魅力は劇中の音楽です。これがめちゃくちゃな「ヒット・ガール」の行動と見事にマッチしていました。特に「キック・アス」のクライマックスは最高に盛り上がる。ここまで盛り上げてくれる音楽はなかなか無いと思います。

<キック・アスのサントラ>

 評価・まとめ

全体的に見て損はない映画かなと思う。個人的には続編は見なくてもよかったと思います。特に何も考えずに見られる映画なので、スカッとしたい人にはおススメかもしれないです。

<映画の評価>
☆4個/8個満点

作品ポスター:(C)2013 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

 では、またどこかで。

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