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映画
「聖闘士星矢 The Beginning」感想
脚本は最悪。真剣佑のアクションのみが救いだった。

映画(2023年以前の公開)

映画「聖闘士星矢 The Beginning」を観ました。私はアニメで「聖闘士星矢」を観てハマっていた世代なので、かなり楽しみにしていたのですが・・・・。脚本があまりにも酷い!よくわならない内容で、物語に入っていけなかった。

唯一、真剣佑のアクションだけは良かったですが・・・それだけでは映画は楽しめないです。

<映画の評価>
☆2個/8個満点
(評価の目安:☆6個以上は自信を持っておすすめ)

映画「聖闘士星矢 The Beginning」作品情報

タイトル:聖闘士星矢 The Beginning
出演:新田真剣佑、ファムケ・ヤンセン、マディソン・アイズマン
監督:トメック・バンスキー
脚本:ジョシュ・キャンベル、マット・ストゥーケン、キール・マーレイ
公開:2023年4月28日
上映時間:114分

映画「聖闘士星矢 The Beginning」あらすじ

幼い頃に姉と生き別れた青年・星矢は、現在はスラム街の地下格闘場で戦いながらその日暮らしの生活を送っていた。ある日、戦いの最中に不思議な力を発したことから、彼は謎の集団に狙われる身となる。やがて自身の内に「小宇宙(コスモ)」という力が秘められていること、そしてその力を鍛え、女神アテナの生まれ変わりである女性シエナを守る運命にあることを知った星矢は、その運命を受け入れ、厳しい修行を重ねていくが……。

映画.com:https://eiga.com/movie/95747/

ナイツ・オブ・ゾディアックとは?

映画の中で「Knights of the Zodiac」と出てくるので「何これ?」となってしまった。
当初はこのタイトルだったらしい。

ちなみに、Netflixで3DCGアニメが配信されていて、そちらもそのタイトルなんですね。そっちのスートーリーが組み込まれているのか思った。

日本資本のハリウッド映画

この映画は日本の東映アニメーションという会社がハリウッドと組んだ映画。つまり日本の会社がお金を出してハリウッド映画を作ったという事です。

莫大なお金が動いているのだと思います。画期的な事です!中身が良ければ・・・・。

この映画の内容だけみると、ハリウッドの作り手たちに好き勝手作られてしまったのでは?と勘繰ってしまいます。

映画「聖闘士星矢 The Beginning」ダメなところ

引用:https://kotzmovie.jp/about/

言いたい事は山ほどあるが、ネタバレは避けたいのでざっくりとダメな部分を書きます。

意味不明な脚本

この映画の最大のミスは、脚本でしょう。「なんでそうなるの?」「あれはどうなったの?」と考えてしまう事だかり。全然、物語に入っていけないのです。

単純に悪の組織がして、アテナを狙っている。それを星矢が守るという事で良かったはず。そこによくわからない背景を肉付けしてしまった為に本筋が全く見えなくなってしまってます。

謎のオリジナル設定

原作には無い事は沢山あります。それは構わないです!そもそも聖衣(クロス)も原作と違い過ぎます。それは、映像化する上で「こっちの方が格好いい」という狙いで変えてしまう事は、私は賛成です。

しかし!その変化・追加は面白くなる事が絶対条件でしょう。わざわざオリジナル設定を追加したのに意味不明になってしまっては、本末転倒です。これなら多少無理があっても原作通りにすべきだったと思います。

一番の謎は「敵側の目的」です。何がしたかったのか最後まで理解出来なかった。

映画「聖闘士星矢 The Beginning」見どころ

引用:https://kotzmovie.jp/about/

ダメな脚本とは逆に、観て良かったと思える部分をお伝えします。もし、観るなら、この部分のみで良いでしょう。脚本は無視して下さい。

真剣佑のアクション

真剣佑のアクションや所作・決め顔はとても良いです。キャスティング的にも星矢にぴったりだと思います。

彼のアクションのキレはとても良くて、流れるように動いていて見応えがあります。惜しいのは、このアクションに想いが乗るようになっていない事です。

バトルはテンション上がる

クライマックスでの聖闘士になってのバトルは、やはりテンションが上がります。「これが観たかったんだ!」となります。

しかし、そこに行くまで長過ぎました。アクション映画として、お客を引きつけるには序盤で大きな見せ場を作らないと「いつ始まるの?」となってしまい、欲求不満になってしまいます。

まとめ・評価

おそらく続編を作る事を考えての内容になっていると思われます。しかし、この内容だと興行的にどうなってしまうのか・・・・。

私は続編があったとしても、この監督・脚本家だったら観る事は無いですね。



では、またどこかで。

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