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映画
「メタモルフォーゼの縁側」感想。好きな事をやればいい!という温かいメッセージが伝わる秀作。

映画(2023年以前の公開)

女子高生とおばあちゃんという組み合わせを見て、よくある感動ものかと思ったのですが、全然違った!

こんなにも好きなもの(趣味)を肯定してくれる映画はないでしょう!

すごく背中を押してくれる感動・青春ものでした。

<映画の評価>
☆6個/8個満点
(評価の目安:☆6個以上は自信を持っておすすめ!)

映画「メタモルフォーゼの縁側」作品情報

タイトル:メタモルフォーゼの縁側
出演者:芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平、古川琴音
監督:狩山俊輔
脚本:岡田恵和
公開時期:2022年6月17日
上映時間:118分

映画「メタモルフォーゼの縁側」あらすじ

毎晩こっそりBL漫画を楽しんでいる17歳の女子高生・うららと、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人・雪。ある日、うららがアルバイトする本屋に雪がやって来る。美しい表紙にひかれてBL漫画を手に取った雪は、初めてのぞく世界に驚きつつも、男の子たちが繰り広げる恋物語に魅了される。BL漫画の話題で意気投合したうららと雪は、雪の家の縁側で一緒に漫画を読んでは語り合うようになり、立場も年齢も超えて友情を育んでいく。

引用(映画.com):https://eiga.com/movie/94437/

女子高生とおばあちゃんの組み合わせが、どんな方向で展開されていくかわからず「観たいなー!」いう程食いつかないあらすじだと予想していました。

予想外に、物語は展開していて嬉しい誤算だった!

特にお互いの内面の変化が素直に応援したくなる!

映画「メタモルフォーゼの縁側」原作

原作は、漫画「メタモルフォーゼの縁側」

映画「メタモルフォーゼの縁側」キャスト

芦田愛菜(佐山うらら 役):2004年生まれ
有名子役から今や、演技派へと見事に成長したパーフェクト女優。
演技は最高だが色気や可愛さが足りないと個人的には思っているけど、出演する作品を選んでいて彼女にしか出来ない役柄を見事に演じている。
今回もそんな感じ。すごくハマっていた。

他の出演作:「星の子」
声の出演:「かがみの狐城」「岬のマヨイガ」「えんとつ町のプペル」

宮本信子(市野井雪 役):1945年/北海道出身。
超ベテラン女優。私は映画「マルサの女」(1987年)の時から知っているから、本当にずーーーと映画やテレビに出ているイメージがある。

他の出演作:「阪急電車 片道15分の奇跡」

映画「メタモルフォーゼの縁側」監督

狩山俊輔(かりやましゅんすけ):1977年生まれ/大阪出身

若くて、これからが楽しみな監督。テレビドラマの監督が多いみたいだけど、全然映画も撮れると思う。もっと映画を撮って欲しい。

他の監督作:「青くて痛くて脆い」

映画「メタモルフォーゼの縁側」感想

ここから映画「メタモルフォーゼの縁側」の感想を書いていきます。基本的にネタバレにならないように書いてますが、内容には触れております。

芦田愛菜と宮本信子のコンビが最高!

芦田愛菜と宮本信子のやりとりは、ずっと見てられます。特別にすごく特徴があるわけでもないのに、すごく2人のやりとりは魅力的です。

それぞれが持っている悩みや願望が、会話のひとつひとつに込められていて目が離せない。

出来ればもっと観ていたいと思ってしまいます。

そして、エンディング曲を2人で歌っているのですが、それが良い感じで心に沁みます!

好きを否定しない!応援される感覚

何でも良いから、夢中になれる事ってこんなに人を輝かせるんだ!と突き刺してくる。

BL好きである事を隠している女子高生と
BLを知ってぐいぐいくるおばあちゃんを組み合わせる事で、大事なものを教えてくれている。

「なんでやらないの?好きなんでしょ」と真正面から当たり前の事を言われているようで、これは何か一歩踏みだす勇気がなくて悩んでいる人には是非おすすめしたい!

最後に

見たあとに、心が晴れる映画でした。絶対に観て損はしないので、是非おすすめです!

残念ながら興行収入が良く無かったようで、あまり知られてないのですが中身は最高ですよ。

「メタモルフォーゼの縁側」DVD・配信情報

<配信情報>
見放題:Hulu、Amazon prime
レンタル:TELASA、AppleTV+

<レンタル>

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