映画「インサイダーズ 内部者たち」を観ました。
けっこう面白いですよ。ジャケットデザインはもうちょっと凝るべきでしたね。
映画情報
タイトル:インサイダーズ 内部者たち
監督:ウ・ミンホ
出演者:イ・ビョンホン、チョ・スンウ
日本公開:2016年3月11日
上映時間:130分
<あらすじ>
策士であるガンヒに雇われ、裏で悪事を代行するアン・サングは、財閥企業であるミライ自動車が大統領候補へ裏金を送っていた証拠を手に入れ、ミライ自動車をゆすることを企てる。裏金ファイルがアン・サングの手に渡ったことで、裏金事件の捜査が打ち切りとなってしまった検事ウ・ジャンフンは、一切の責任を取らされて左遷となってしまう。諦めきれないウ・ジャンフンは、ミライ自動車の一件が失敗し、失墜したアン・サングに接触。一発逆転の秘策を持ちかけるが……。
映画.com https://eiga.com/movie/83733/
最初はいろんな人物が一気に登場するので把握するのがちょっと大変です。私はあまり韓国映画に詳しくないのでどの人物が重要なのか?が判りにくかったです。
上記のあらすじにある「ガンヒ」という人物は重要ですよ。イ・ビョンホンが「兄貴」と慕っている新聞社の人物です。あまり凄みを感じなかったので大した事ないのかと思っていたらすごく重要だった。
タッグを組むまでが長い!
この映画の予告編を見ると、検事(チョ・スンウ)とチンピラ(イ・ビョンホン)が手を組んで巨悪と戦うというイメージだったのですが、なかなか手を組まないのです。
それぞれの背景を描く上では必要な時間ではありますが、ちょっと長かったのではないでしょうか。
それに圧倒的にイ・ビョンホンの存在感が強すぎるのでチョ・スンウの部分が弱くなってしまい、結果的にちょっと退屈になってしまう部分がありました。
2人が手を組んでからは一気に面白さが加速していきます。それまでちょっと我慢が必要かと思います。
えぐい性接待の描写
この映画では、韓国社会の闇を描いています。政治家や大企業の社長、マスコミ、警察など組織のトップが裏で繋がっているのです。
だからこそ真実を明らかにするには明確な証拠が必要であり、それがこの映画の肝になっています。
その権力者達のずぶずぶに繋がっている描き方として性接待をしているシーンがたびたび登場するのですが、これが余りにも下品!
裸の女性を両脇に座らせて酒を飲んでいるのですが、その中で自分たちのイチモツを使って遊んでいるのです。正直言って「こんな接待は全然嬉しくないけどなー」と思いながら観てました。
どんでん返しが最高
後半からラストにかけての展開は本当にスリリングで、満足のいくものでした。
どうなるの?疑問に思った事をちゃん納得のいく形で終結させているところは見事だったと思います。
まとめ・評価
久々の韓国映画でしたが、すごく楽しめました。なんと言ってもイ・ビョンホンの存在感が抜群だったのではないでしょうか。韓国映画のエグい部分に娯楽性を足した印象の映画です。オススメです。
<映画の評価>
☆6個/8個満点
では、またどこかで。
配信情報(2023年2月)
見放題:U-NEXT
レンタル:AmazonPrime、dTV
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