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映画「高慢と偏見とゾンビ」の感想
恋やらソンビとの戦闘やらで大忙しの映画です。

映画(2023年以前の公開)

映画「高慢と偏見とゾンビ」を観ました。普通の出来です。

普段ソンビものはあまり好んで観ないのですが、今回は「高慢と偏見」にソンビ要素を加えているという事で興味をそそられました。

正直タイトルで出落ち感があるので、あまり期待はしていなかったのですが意外に楽しめましたよ。

作品情報・あらすじ

タイトル:高慢と偏見とゾンビ
監督:バー・スティアーズ
出演:リリー・ジェームズ、サム・ライリー、ベラ・ヒースコート
日本公開:2016年9月30日
上映時間:108分

ジェーン・オースティンの恋愛小説「高慢と偏見」にゾンビ要素を加えて大胆にアレンジした作品となっております。

私は原作を知らないのですが、以前に映画化した「プライドと偏見」は観ております。あまり詳しく覚えてないのですが、本作を観て少し思い出しました。

という事はわりと原作に忠実であるのかなと思います。

特に恋に落ちているのに家柄を気にしたりして、素直になれずにクソ丁寧な言葉の応酬でケンカしているところはこの原作の魅力なのかと思います。

そこにゾンビ要素がたくさん入っているので退屈はしないです。

<あらすじ>

感染するとゾンビとなる謎のウィルスが蔓延する18世紀のイギリス。
片田舎でくらすベネット家の5人姉妹は、裕福な男性との結婚を夢見ながら得意のカンフーでソンビと戦う毎日を送っていた。ある日、屋敷の隣に資産家のビングリーが引っ越してきて、ビングリーの友人で大富豪の騎士ダーシーも出入りするようになる。舞踏会でダーシーと知り合い、色めきだつ姉妹だったが、次女のエリザベスだけは、ダーシーの高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。そんな中、人類とゾンビによる最終戦争が勃発。ともに戦うことになったエリザベスとダーシーは、互いに自らの中で抱いていた偏見に気づきはじめる。(引用:映画.com) 

ゾンビとのバトルがかっこいい

序盤に5姉妹がゾンビと戦うシーンがあるのですが、なかなかセクシーでエキサイティングです。
中世のドレスを身にまとった美しい女性がゾンビを次々に倒していくなんて、それだけで興奮します。

「高慢と偏見」をアレンジしているからといっても、想像していたよりもソンビとの戦いの分量は多いなと感じました。

普通に恋愛の場面かと思いきや、突然ソンビが襲ってきたりするので、常にドキドキしてしまいます。

これはソンビ映画が好きな人が観に行っても損はないのではと思います。

恋愛もしっかり描かれています

原案としている「高慢と偏見」の恋愛要素もしっかりと入っております。なかなか素直になれない2人の恋の行方も気になるところです。

ゾンビが登場する世界とはいえ、中世の時代はそのまま反映されており言葉使いや仕草なども忠実なのかなと思わせる演出でした。

大雑把な設定が結構ある

雑になっているところは結構ありますが、そこはあまり気にせずに楽しんだほうがいいかと思います。

それでも「やっぱり雑だったなー」という箇所を言ってしまうと

「ゾンビの強さが曖昧、基本は弱いと思うのですが、前半はなぜか結構強い」

「クライマックスのシーンはもっとハラハラドキドキの演出にして欲しかった」

「回収できてない事多すぎないか?四騎士は出る意味あった?」

などです。

「大胆にアレンジ」と宣伝してますが、言い換えると話の整合性は取れてないって事だなと思います。

まとめ・評価

ハラハラドキドキしながら、それなり楽しめるのでデートにはいいかもしれないですよ。ソンビが出てきるところは不気味で怖いし楽しめると思います。

<映画の評価>
☆4個/8個満点

では、またどこかで。
作品ポスター:(C)2016 PPZ Holdings, LLC

ゾンビ要素の無い「プライドと偏見」もオススメ

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