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映画「マイ・ブロークン・マリコ」感想。
永野芽郁と奈緒が最高なロードムービー!見事な女優の芝居を観たい人におすすめ。

映画(2023年以前の公開)

映画「マイ・ブロークン・マリコ」を観た。悪くない出来です。

大した話ではないけど、永野芽郁と奈緒はすごく良かった!

<映画の評価>
☆4個/8満点
(評価の目安:☆6個以上は自信を持っておすすめ)

映画「マイ・ブロークン・マリコ」作品情報

タイトル:マイ・ブロークン・マリコ
出演:永野芽郁、奈緒、窪田正孝
脚本:向井康介、タナダユキ
監督:タナダユキ
公開:2022年9月
上映時間:85分

映画「マイ・ブロークン・マリコ」あらすじ

鬱屈した日々を送っていた会社員・シイノトモヨは、親友のイカガワマリコが亡くなったことをテレビのニュースで知る。マリコは幼い頃から、実の父親にひどい虐待を受けていた。そんなマリコの魂を救うため、シイノはマリコの父親のもとから遺骨を奪うことを決意。マリコの父親と再婚相手が暮らす家を訪れ、遺骨を強奪し逃亡する。マリコの遺骨を抱き、マリコとの思い出を胸に旅に出るシイノだったが……。

引用(映画.com):https://eiga.com/movie/96450/

<予告編>

「マイ・ブロークン・マリコ」予告

映画「マイ・ブロークン・マリコ」の感想

では、ここから感想を書いていきます。基本的にネタバレが無いように書いてます。

永野芽郁と奈緒が素晴らしい!

最大の魅力は永野芽郁と奈緒の芝居です。ガサツな女を演じる永野芽郁とメンヘラを演じる奈緒の組み合わせが素晴らしいです。

2人のやり取りにすごく感情を揺らされます!

女性の友情なんて自分には全く共感出来る要素が無いはずなのに、すごく2人の想いが伝わってくるのです。

特にシィーちゃん役の永野芽郁が感情むき出しで泣いたり、叫んだりしているシーンなんて、ちょっと泣きそうになったりする。

最初はガサツな女性を演じているのが少し違和感だったのですが見ているとだんだんと彼女にハマっていく。


©2022映画「マイ・ブロークン・マリコ」製作委員会

マリコ役の奈緒もかなり良い。幸薄い感じメンヘラな感じがすごく伝わってくる。

もう少しエンタメ要素が欲しい

すごくバランスが難しい注文ではありますが、この映画すごく寂しいんですよね。

「寂しい話なんだから、そりゃそうだろ!」って事なんですが、死んだ友達の遺骨を持って海を目指す物語ってだけ聞いたら「つまんなそうー」となってしまう。

映像・音楽・話の展開でもっとエンタメ要素を考えて欲しかった。エンタメ要素を盛り込むとこの映画の魅力が薄れてしまうという人もいるかもだけど。

引き算の演出だけでお客さんは来てくれないのでは?・・と思った。私は好きなタイプの映画なので色んな人に見て欲しいので、もったいないなと感じました。

<原作>

最後に

正直、映画館で観るほどの演出はないのですが、大画面で永野芽郁さん演じるシィーちゃんを堪能するのは悪くないです。

では、またどこかで。

作品ポスター・画像 ©2022映画「マイ・ブロークン・マリコ」製作委員会
引用:https://happinet-phantom.com/mariko/

映画「マイ・ブロークン・マリコ」配信・DVD情報

<配信>
見放題:AmazonPrime
レンタル:U-NEXT、Hulu、TELASA

<DVD>

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