映画「キングスマン」を見ました。とてもお洒落でかっこいいですよ。おススメです。残念なのはジャケットのデザインだけです。
映画情報・あらすじ
【映画情報】
タイトル:キングスマン
監督:マシュー・ヴォーン
出演:コリン・ファース、タロン・エガートン、サミュエル・L・ジャクソン
日本公開:2015年9月
上映時間:129分
<あらすじ>
ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、スパイ組織「キングスマン」の一員として活動しているハリー。ある日、組織の一員が何者かに殺されてしまい、その代わりに新人をスカウトすることになる。ハリーは、かつて命を助けてもらった恩人の息子で、密かにその成長を見守っていたエグジーをキングスマンの候補生に抜擢する。一方その頃、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタインが、前代未聞の人類抹殺計画を企てていた。
引用(映画.com):https://eiga.com/movie/81623/
「キングスマン」の魅力:単純で軽快なストーリー
ストーリーはほんとにわかりやすい。スパイアクション映画です。紳士なスパイの活躍とその後継者候補になった若者が物語の主軸になっています。
敵役とその悪巧みも判り易いです。こんなにわかりやすいので「え?どういう事?」なんて思う瞬間がありません。そんな一見べたな大筋を飽きる事なく展開させている監督の演出が見事です。重すぎず、軽すぎず、笑えて、爽快になる映画です。
「キングスマン」の魅力:お洒落なアクションと音楽
この映画の見所になるのは「おしゃれなアクション」です。ただのアクションではなく、どこかお洒落なのです。これは観た人にしかわからないですが、見ていて楽しくなるアクションなのです。
しかも全編盛りだくさんに詰まっています。そして、このマシュー・ヴォーン監督はほんとに音楽のセンスがあります。これが無味乾燥な戦闘シーンをわくわく楽しめるものにしています。この映画が気に入った人は彼の前作の「キック・アス」も見て欲しいです。
「キングスマン」の魅力」俳優陣がノリノリ
この映画の俳優陣は皆すばらしいですね。見事にこの映画にハマっています。主役のコリン・ファースは、紳士の振る舞いと軽快なアクションが最高にかっこいいです。
新人のタロン・エガートンもとても新人とは思えない見事な演技です。若い女の子は好きかもしれません。そして、悪役のサミュエル・L・ジャクソンも見事です!出て来ると圧倒的な存在感であるにもかかわらず、良い意味で重厚感をこの映画では消しています。その他にも出てくるキャストは皆、個性的で面白いです。
宣伝がイマイチ
私の個人的な印象ですが、この映画のポスターを見た時は何の期待感もなかったです。前作の「キック・アス」の評価が上々だったとはいえ、特に面白みを感じなかったのです。
あまりにもありきたりのポスターだったからです。上記のジャケットがそうです。この映画は大筋こそはスパイもののよくある部類の物語かもしれないですが、それらとはひと味もふた味も違うのです。
そのあたりをもう少し色濃く出してもよかったと思いました。と言っても海外版のポスターもそこまでぱっとしてない印象なので、この映画は宣伝が難しいタイプの映画かもしれないですね。
私も実際、口コミで見ようと思った人間ですし、これからも残ってくれる映画だと思います。
デート向きの映画
もしカップルで「部屋で映画でもみようか?」なんて思っている人がいたら、この映画はおススメです。
私は基本的に映画は一人で見る人間なので、そういう展開の時は結構困ります。
自分だけの趣味で映画を選んでしまうと、相手はつまらないかもしれないし、かといって超大作を選ぶのもつなんないしなーと考えてしまうのです。
その点「キングスマン」はちょうど良いです。単純なアクションものだと「男の子向け」って感じになるかもしれないですが、これは普段アクションを選ばない女性でも楽しめると思います。見た後で「なんなの?この映画!」みたいに揉める事は少ないと思いますよ。たぶん・・・。
では、またどこかで。
まとめ・評価
「キングスマン」にはこのあと「キングスマン ゴールデンサークル」「キングスマン ファースト・エージェント」がありますが、やはり最初の「キングスマン」が唯一無二の出来栄えだと思っています。
<映画の評価>
☆6個/8個満点
では、またどこかで。
<DVD>
<AmazonPrime Video>
配信情報(2023年3月)
見放題:Disney+
レンタル:AmazonPrime Video
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