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映画「すれ違いのダイアリーズ」の感想。悪い所が無い。オススメの恋愛映画。

映画(2023年以前の公開)

映画「すれ違いのダイアリーズ」を観ました。幸せな気持ちになれる映画です。

映画情報

タイトル:すれ違いのダイアリーズ
監督:ニティワット・タラートーン
出演:スクリット・ウィセートケーオ、チャーマーン・ブンヤサック
日本公開:2016年5月14日
上映時間:110分

<あらすじ>

都会から遠く離れ、山々に囲まれた小学校に赴任したソーンは、職員室で前任者の女性教師エーンが残した日記を見つけ、読むうちに面識もないエーンを身近に感じるようになる。1年後、ソーンと入れ違いで再びエーンが赴任してくる。ソーンは同じように日記を残しており、今度はエーンがソーンの日記を読み始める。

引用(映画.com):https://eiga.com/movie/81163/

あらすじを読むだけではあまりインパクトがありませんが、実際に映画を観ると編集がとても巧みにされていて、飽きさせないようになっています。

もどかしい!すれ違い設定

今どき日記を使ったすれ違いなんて時代に合っていないように感じるかもしれませんが、普遍的なテーマを扱っている映画にはモチーフの古さは関係ないのかもしれませんね。

もう序盤で2人が出会う事を望んでしまいます。早く会わせたい!

それから何度もニアミスを見せてくれるのですが、なんとももどかしいです。日記を読みながら相手に想いを募らせていくシーンなんて恋愛の良さを感じさせてくれるところです。 

全力で応援したくなる!

主役2人のキャラクターがとても前向きです。僻地の小学校で教える事になっても、基本的に前向きに取り組んでいきます。もちろんトラブルなどは色々起こるのですが、2人とも持ち前の前向きさで突き進んでいきます。その姿は観ている人を勇気づけてくれます。

ちなみに主役の2人以外にも生徒達や他の登場人物たちも皆、個性豊かです。

テンポが良い

音楽と編集がとても上手いので、テンポがとてもいいです。あっという間に終わったという感じです。

普通だと後を引いてしまいそうなシーンでもさらっと切り替えるところは素晴らしいです。だからと言ってうやむやにするわけではなく台詞ひとつで終わらせるという感じです。

この映画はいろんな要素が描かれているので後になっていろいろ考えるきっかけにもなります。例えばタイの田舎の教育についてなどなど。

こんな人におすすめ!

この映画はデートで観に行って外す事はないでしょう。観た後に2人で楽しく感想を言い合う事が出来る映画だと思います。

もちろん1人で観ても楽しめます。結構笑える要素があります。私の近くの席のおじさんは笑い過ぎなくらい笑ってました。

そして、お子さんがいたり、教育関係の仕事をしている人にもオススメです。恋愛要素以外にも生徒達との交流などが描かれていて、とても心温まるエピソードがたくさんあります。

まとめ・評価

とにかくオススメ映画である事は間違いないです。タイの映画だからと言って特に構える必要はないです。こんな良い映画はもっと多くの映画館で上映してほしいものです。

<映画の評価>
☆7個/8個満点

では、またどこかで。

作品ポスター:(C)2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.

この映画は残念ながら、配信されておらずDVDで観るしかない。(2023年2月)

<DVD>

コメント

  1. Machinaka より:

    ご覧になったんですね! 
    本当に嬉しいです、ブロガー冥利に尽きます笑
    知らない俳優と監督でタイ映画。テレビCMもないので、見る動機が少ないんですよね。せっかくの良作なのに。
    純度の高いラブストーリーとの触れ込みですが、脚本があまりにも良すぎて、小学生のキッズムービーにも映るし、過疎地域の現状を描いた社会派作品にも映るし、本当に色んな角度から楽しめる映画になっているのが大きな魅力ですよね。
    記事に書いてよかったです(^o^)

  2. keshigomu-kk より:

    id:Machinakaさん
    コメントありがとうございます。
    ほんとに良い映画でしたね。もっと注目をあびてほしいです。
    ちょうど「若葉のころ」の時間が合わなかった事とMachinakaさんがイチ押ししていたので観たのですが、良い映画に出会えるかどうかってなにか縁を感じてます。
    これからも記事楽しみにしています。

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