海外ドラマ「メイヤー・オブ・キングスタウン」は、渋すぎるドラマです。社会派・人間ドラマが好きな人は必ずハマると思います。
多くの刑務所が存在するという架空の街を舞台に、奔走する男の物語です。
私が好きなテイラー・シェリダン氏が企画したドラマという事で、WOWOWに加入して一気にラストまで観てしまった!
<映画の評価>
☆6個/8個満点
(☆6個以上は、自信を持ってオススメ!)
ドラマ「メイヤー・オブ・キングスタウン」作品情報
タイトル:メイヤー・オブ・キングスタウン
出演者:ジェレミー・レナー、ダイアン・ウィースト、エイダン・ギレン、カイル・チャンドラー
原案:テイラー・シェリダン
公開時期(シーズン1):2021年11月(海外では)
上映時間(各話):40分前後
話数:全10話
製作:MTV Entertaiment studios
備考:シーズン2まで配信
MTVはミュージックビデオばかり放送していると思っていたが、ドラマシリーズなども製作しているんですね。知らなかった。
「メイヤー・オブ・キングスタウン」あらすじ・概要
<概要説明>
刑務所が集まる町、ミシガン州キングスタウンで市民と囚人の橋渡し役を担うミッチとマイクのマクラスキー兄弟は、殺人、薬物密売、ロシアのマフィアの問題などに対処し、町の平穏を追求する。
引用:https://www2.myjcom.jp/tv/ott/stream/paramountplus/ep1-free/mayor-of-kingstown/
キングスタウンという架空の町が舞台。
刑務所が集まっている町なんて、嫌でしょうがないけど・・・。その町ならではルールみたいなものがあり、橋渡し役が上手く立ち回る事で大きな衝突をい避けている。
ちなみにメイヤー(市長)と呼ばれているが、本当の市長ではないです。
<第1話あらすじ>
ミッチとマイクのマクラスキー兄弟は、刑務所の町キングスタウンで市民と囚人をつなぐ橋渡し役だ。若い看守サムがハメられて囚人の手紙を取り次いでしまった。マイクは彼を追い詰める脅迫から救おうと奔走する。
引用:https://linkvod.myjcom.jp/video/1577802
1話は、この町がどんな所なのか?を説明しつつも、どんどん話が進んでいく。ジェレミー・レナー演じるマイクは、善人ではないが困っている奴をほっておけない人間性がわかってくる。
<第2話あらすじ>
ギャングのリーダー、バニーが刑務所にいる部下が運動場での密売から締め出されたことに怒る。マイクが取引をうまくまとめると、ミッチが情報提供者として協力していたFBI捜査官2人が現れる。マイロはマイクに近づく方法をジョセフに指示する。
引用:https://linkvod.myjcom.jp/video/1577772
ギャング・看守・警察などの間に入って、トラブルを避けようとするのだが・・・ってという展開。
<原作の有無>
やはり原作はなく、オリジナルの作品です。この世界観を、どうやって思いつたんだろうと気になってしまう。それくらい凄い設定です。
「メイヤー・オブ・キングスタウン」キャスト
ジェレミー・レナー(マイク・マクラスキー 役):1971年/アメリカ・カリフォルニア出身。
めちゃ渋いおじさんという印象。わかりやすい2枚目ではないが、彼の芝居は渋くて深さを感じます。人間味をすごく感じる好きな俳優です。
他の出演作:「ウィンド・リバー」「ザ・タウン」「アベンジャーズ/エンドゲーム」
私のおすすめは「ウィンド・リバー」
「メイヤー・オブ・キングスタウン」企画・原案
原案:テイラー・シェリダン・ヒューディロン
1970年生まれ/アメリカ・テキサス州出身
テイラーシェリダンは、俳優→脚本家→監督になった人です。最近は企画(プロデューサー)もやられていて大活躍ですね。
私はテイラー・シェリダンの作風が大好物です。彼の描く閉塞した世界観は、まさに現代社会を見事に表現出来ていると思います。
彼が関わった作品は、決して楽しい世界ではないけど、その中で挫けてはいけない何か(主人公が持っている信念)を感じる事が出来ます。
<他の作品>
脚本作品:「ボーダーライン」「最後の追跡」
脚本&監督作品:「ウィンド・リバー」「モンタナの目撃者」
私のおすすめは「ボーダーライン」
「メイヤー・オブ・キングスタウン」感想
ここから「メイヤー・オブ・キングスタウン」の感想を書いていきます。基本的にネタバレに気をつけて書いてますが、内容について触れている事もあります。
絶望的な環境にも、向き合う姿勢がやはり渋い!
でも・・・何故そこまで固執するのか?・・・そんな矛盾を表現しているドラマです。何度も言いますが、私は大好物です。
この世界観は他には無い
多くの刑務所がある街。キングスタウン。架空だけど、どこかモデルになっている町がありそう。
刑務所があるので、刑務所に勤める人達・警察・そしてギャングがこの町では多いのです。それだけで嫌になってしまいそうですが・・・。
そこで大きなドラブルが無いうように、立ち回る姿が
癖のあるやつらばかり
ジェレミー・レナー演じるマイクが良い
クソみたいな町(世界)で、唯一の良心。しかし、誰にでも優しいわけじゃない。
そんなジェレミー・レナー演じるマイクに、感情を揺さぶられる。マイクの周囲では、トラブルばかりではっきり言って、もう全て投げ出してしまった方が楽になるんじゃないかと思える。
しかし、マイクは見捨てる事が出来ない。自己矛盾のような感情がマイクの中で渦巻いている。これは、皆共感できる部分があると思う。
客観的に見れば、投げ出してしまえば良いのに出来ない。それが人間的な矛盾ではないかとかと表現している。
怒涛の展開
全10話ですが、後半はめちゃくちゃ怒涛の展開です。7話の後半くらいから止められなかったです。
ずっと、押さえ込んでいたものが、どんどん溢れていき、ついに押させられなくなってしまう展開がまっています。
詳しくは観てのお楽しみですが「うわー、こんな事になっちゃうの!?」と度肝を抜かれた。
最後に
社会者ドラマ・人間ドラマが好きな人は絶対のおすすめドラマです。
もっと大手の配信サイト(NetflixとかAmazon primeとか)で観れるようになって欲しい!
「メイヤー・オブ・キングスタウン」視聴方法
このドラマは、WOWOW・J:COM STREAMのどこちらで観る事が出来ます。
WOWOWは、月額2530円(税込)
J:COM STREAMは、月額1026円(税込)
シーズン2も配信されていて、今なら一気にシーズン2まで観ることができます!
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「TRUE DETECTIVE」私のおすすめはファーストシーズン
HBOで製作されているドラマなので、U-NEXTで観る事が出来ます。
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